よーいずみの音楽日誌

IT系会社員の私が趣味の音楽について、ディスクレビューやアーティスト紹介、音楽について書きます。

ROCK IN JAPAN FES. 2022 3日目(8/11)に行ってきました。(会場編)

こんにちは、よーいずみです。

前回のライブレポ編、いかがだったでしょうか。少しでも楽しい気分やライブに行った気持ちになった、曲を聴いてみたくなったのであれば記事としては御の字かと思っています。

さて今回は会場編ということで、千葉に移転して初開催となったロックインジャパン。その会場の様子をお伝えしていきます。特にこれまでのロッキンと違うポイントとして2点。「ステージ」と「飲食店」を中心に、現地で撮影した写真も交えながら雰囲気を味わっていただき、次回参加の参考になればと思います。

移転してよかったこと、改善してほしいこと。両方ともしっかり書くつもりなので、最後まで読んでいただければ幸いです。

それでは、よろしくお願いします。

1. ステージ

まずは肝心要のステージの話です。広大なひたち海浜公園の会場と違って、今回の蘇我スポーツ公園はかなりコンパクト。ひたち海浜公園でステージ間をダラダラ歩きながら「次は何を見ようかな」「さっきのアクトよかったな」とか思いに耽るのも醍醐味の一つでしたが、今回はそれがほぼないです。それくらいにステージ間の距離が近い。
まぁJAPAN JAMでも利用している会場ということもあり、おおよそのイメージは掴めていたので「えええええ!?」とはならなかったものの、やはり過去と比較すれば思うところもあるので、そのあたりを触れていきます。

1-1. 今年は4ステージ制

今回は全4ステージ制でした。さらに2組4ステージといった形で、中規模ステージが2つ隣接し、少し距離をとって大規模なメインステージが2つ向かい合う形で建設されています。

こちらはメインステージのひとつ、GLASS STAGEです。

GLASS STAGE

そしてもうひとつのメインステージ、LOTUS STAGE。おおよそ構造はGLASS STAGEと同じです。ひたちなかのGLASS STAGEは7万人収容で横に広い感じですが、蘇我では両ステージとも5〜6万人収容のエリアを共有する形で、縦長です。

LOTUS STAGE

なお今回はLOTUS STAGEのフロントエリア抽選に当選しました。フロントエリアはこんな感じで足元に番号が振ってあり、そこのエリア内で鑑賞することになります。

LOTUS STAGEフロントエリア

ステージがだいぶ近い

隣との距離は1m弱くらいで、CDJ21/22やJAPAN JAMと比べてだいぶ距離が縮まったなと思いました。まぁ屋外ですし声出ししないのでこれくらいでも問題ないです。
コロナ前なら激戦必至、もみくちゃになること間違いなしのフロントエリアでしたがエリア指定されたことにより好きなアーティストを至近距離でゆったり見れるので、これはこれでありかなと思う反面、もみくちゃ汗だくになって盛り上がるのが懐かしいです。

こちらはセカンドステージとなるPARK STAGEです。

PARK STAGE

同じく、もうひとつのセカンドステージHILLSIDE STAGE。セカンドステージは3万人収容のエリアを共有しており、位置関係としては直角に交わっています。

HILLSIDE STAGE

1-2. ステージ間が近いものの・・・

縦長だと何が起きるかというと向かいのステージの音が聴こえるんですよ。そりゃ距離があるし時間もずらしているのでガンガン聴こえるわけではないですが、当然リハやセッティングの時間は被るわけで。後方エリアから見ているときは反対側のリハがちょっと気になる程度には聴こえました。
これはセカンドステージにも言えることで、なんなら収容人数が少なくてよりステージ間の距離が近いので、リハの音はガンガン聴こえます。真剣なMC中に隣のステージからリハの音がガンガン聴こえるのはちょっと萎えました。
ステージが隣接するフェスの宿命なんだと思いますが、フジロックサマソニひたちなかロッキンなどの周遊型フェスに慣れた身からすれば、なかなか理解するまで時間がかかりそう。

2. 飲食店

お次は飲食店の話。フェス飯大好き人間の私よーいずみは、フェスに行ったら満腹感を感じなくなるんです(ぇ
今回もたくさん食べてきたのでオススメを少しばかりご紹介します。これから開催予定のフェスで目安にしてもらえると嬉しいです。また、コンパクトな都市型フェスに変貌を遂げた弊害についてもお伝えします。

2-1. フェス飯最高

「フェス飯を制するものはフェスを制する」と言っても過言ではないと思っています。(いや過言でしたすいません)
それくらいにフェス飯好きなので、事前に出店店舗をチェックしてお気に入り登録して当日はしっかり店舗を巡ります。

まずロキノン系のフェスと言えばこれ、ハム焼きですよね。

五浦ハム
焼いてる姿を見ながら行列に並ぶ
ロキノン名物のハム焼き

会場入りしてクロークに荷物を預けたら真っ先に向かいましょう。ベテランフェス参加者ともなれば、パブロフの犬のごとく看板を見ただけでニヤつきます。そしてハム焼きとともにビールを飲むことでフェスが始まります。ちなみに、かつては「みなと屋」という屋号で出店していたものの、ここ数年は「五浦ハム」という屋号になりました。(みなと屋のほうが馴染みがあるのに・・・)
さてその味は噛めばジュワっと口に広がる肉汁。ジャクジャクと繊維を噛み切るように肉を食らう食感は唯一無二です。ロキノン系フェスの名物、ぜひ!

次はこちら、巨大椎茸の丸焼きを提供している「想いの茸(たけ)」です。

想いの茸
目の前で焼いてます
バター醤油とチーズ。ビールに合う。
写真だとなかなかサイズ感が伝わりづらいんですが、一般的な煮物とかに入ってる椎茸の3〜4倍くらい。味はバター醤油やチーズなど、焼き物なら間違いない味付け。でもそれに負けないくらい風味が強くて肉厚な椎茸が絶品なんです。フェス飯の新定番として期待高まる一品だと思います。

まだまだ定番メニューとしてご紹介したいのはケバブですね。

ケバブサンド
ケバブはいつも3店舗くらい出店していて、お店ごとに少しずつ違うので食べ比べをするのも楽しさのひとつ。ヒリつくくらい辛いチリソースで提供してくれるところもあるので、お好みはしっかり伝えましょう。私は辛党なのでヒリヒリ大歓迎です。
チキンやビーフをくるくると回転しながらじっくり焼き上げてそぎ切りにすることで、肉のギュッとした食感と余分な油が落ちたさっぱりな風味がソースとの相性バツグン。ピタに肉と野菜を詰めたケバブサンドは食べ歩きにもぴったりでまさにThe フェス飯といったところ。

他にもこんな映えそうなパイナップルシェイクや、定番のまるごとメロンソーダもあるので、涼しさとインスタ映えがほしいときにどうぞ。

ひんやり美味しいパイナップル

2-2. でも終日激混み

こんなフェス飯も、ひたちなかのときはピークを外せば並ばずにゆったり楽しめたのに、都市型フェスへと変貌を遂げた今回は違いました。ピークはお昼前11時半ごろから始まり、やっと人が減ってきた頃合いは17時過ぎ。これが特定のエリアや店舗ではなくほぼ全店です。なんならドリンク専門のブースも同じ状況でした。
これの何がヤバいかって、17時過ぎまで満足にドリンクを買うことすら許されないということ。フードはまだ我慢できますよ、でも水分補給はわけが違う。運営もそれを見越してか、空きペットボトルに水道水を詰めることもできましたが、真夏の水道水なんて温いこと受け合い。
さすがに身の危険を感じたので、ドリンクの列に20分ほど並んでようやく購入。ペットボトル1本に20分並ぶのは異常だと思うので、さすがに次回のJAPAN JAMやロッキンでは改善してほしい。
フードの列も夕方までずっと並びすぎて正直あれじゃ買う気失せるわ。会場の狭さ故なのか、それとも店舗数の少なさ故なのか、いずれにしろここも改善ポイントかなと思いました。

3. フォトスポット

最後に、思い出づくりに重要なフォトスポットのご紹介。昼も夜も、素敵な思い出となること間違いないのでぜひチェックしてみてください。

入場ゲートが最初のフォトスポット
うさぎのバルーン
ROCKバルーン
いつものROCKオブジェ
ROCK IN JAPAN FESオブジェ
ひたちなかにもあった、フラッグいっぱいのテント
ライトが綺麗なジャングルジムのようなオブジェ

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。会場移転後、初のロッキン。初年度である以上、いろいろな改善点は感じましたが総じて楽しかったです。夏フェス最高。日差しと汗で焦げ付く肌が恋しいです。
そしてこの記事は自分の備忘録も兼ねていますが、来年のJAPAN JAMやロッキンに参加を考えている人に少しでも参考になったら嬉しいです。

年末のカウントダウンジャパンは激戦のチケット争奪戦に飲み込まれてまだチケット確保できていないですが、参加したらまたレポしようと思います。その前に冬フェスに向けた準備とかも記事にできたらいいなぁ。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ROCK IN JAPAN FES. 2022 3日目(8/11)に行ってきました。(ライブレポ編)

こんにちは、よーいずみです。

さてさて、みなさんは夏といえば何を連想しますか?花火だったり、スイカだったり、海だったり。

私は真っ先に「夏フェス」を連想します。夏フェスに参加してこそ夏が始まる。そういう音楽ファンもたくさんいると思います。

コロナ禍によって一昨年、昨年までは夏フェスは虐げられるイベントになっていましたが、今年は違います。フジロックサマソニ、ロッキンといった日本を代表する夏フェスが復活を掲げ、まさに夏フェス復興元年とも言えるでしょう

今回はそんな日本を代表するフェスの一つ、ROCK IN JAPAN FES.2022(通称:ロッキン)に参加してきたので、その感想をつらつらと書いていきます。ライブレポだったり会場の雰囲気だったりを全部ここにまとめるとめっちゃ長くなること請け合いなので、ライブレポ編と会場編に分けて記事にします

ということでこの記事ではライブレポ編として、私の見たアーティストの感想を書いていきますので、ぜひ最後まで読んでいただいて、「あ、このアーティスト気になる!」とか「そうそう!めっちゃ最高だった!」とか思ってもらえると幸いです。

今年はどこで開催したの?

これまでROCK IN JAPANは茨城県ひたちなか市の『ひたち海浜公園』で開催されていました。
ですが諸事情あって、ロッキング・オン茨城県からの撤退を余儀なくされました。詳しいことが知りたい人は「ロックインジャパン 茨城県医師会」でググってください。 そんなこんなで、移転先として決まったのが『千葉市蘇我スポーツ公園』です。ロッキング・オンとしてはもともとJAPAN JAMの開催地として利用していたこともあり、経験や地の利もあるのでここをチョイスしたのでしょう。
一方、JAPAN JAMよりも会場規模は大きく全4ステージ制。向かい合う2組4ステージが交互にライブを繰り広げる形。海外のフェスではこの形式が主流のようですが、この規模感でやるのはROCK IN JAPANが初なんだとか。(もう少し規模が小さいフェスだとこの形式はあります)

細かいステージの紹介は次の記事にするとして、ここからは、そのステージで私よーいずみが見てきたアーティストのライブレポを書いていきます。よろしくお願いします。

よーいずみ 当日のタイムテーブル

タイムテーブル
当日はこんなタイムテーブルでした。ロッキンやCDJに行ったらOA(オープニングアクト)は必ず見たいと思っているので、今回もOAから始まって、前半はサブのHILLSIDE STAGE、PARK STAGE、後半はメインとなるLOTUS STAGE、GRASS STAGEを中心に回りました。

1. Maverick Mom(オープニングアウト)

OAのMaverick MomはTEENS ROCK 2022の優勝バンド。全員が別々の高校に通って別のバンドを組みながら、大会のために結成したバンドだそうで。そんな即席感の一切ない、ブルースとロックンロールを土台としてファンク要素も垣間見える、そんな印象のバンドでした。
個人的にはめっちゃどストライク!こんなにもアダルトでロックな音を高校生が鳴らせるなんて最高すぎ!最近の高校生はTikTokで流れる内容の薄い音楽が好きな子が多いのかと勝手に思ってましたが、そんなことなく、加えて技術も確かなバンドサウンドが朝イチで聴けて、本当に嬉しくなりました!

【セットリスト】
 01. ZONE
 02. Monster

2. This is LAST

今回の開催地、千葉県千葉市と同県の柏市出身のバンド、This is LASTを見ました。何年か前に1st EP「aizou」を聴いてずっと気になっており、ついに見れました。
サウンドとしてはど真ん中の3ピースギターロックバンドといった感じですが、突出してボーカルの声がいい!一般的にバンドは各パートそれぞれ大事な役割を担っているけど、やはりフロントマンであるボーカルはバンドの顔。私はそう思います。そんなフロントマンがいい声で歌が上手いのは大きな強みです。歌詞に二人称が多用されるのは現代音楽っぽいなと思いつつ、いいライブでした。

【セットリスト】
 01. 愛憎
 02. 殺文句
 03. 恋愛凡人は踊らない
 04. もういいの?
 05. ディアマイ
 06. オムライス

3. 夜の本気ダンス

フェスやライブにタイミングが合わず、数年見れていなかった大好きな夜ダン!数年ぶりに見てもサクッと期待を超えてくる最高なロックチューンを全身で浴びました。しかもライブが始まると急な通り雨で周りのオーディエンスもテンションがぶち上がって、1曲目のCrazy Dancerからボルテージ最高潮!
個人的に夜ダンは和製Arctic Monkeysと思っていて、耳に残るわかりやすいギターリフとダンサブルなロックサウンドが彷彿させるサウンドはもう踊らずにはいられない!終盤のWHERE?に至ってはもうライブ前にビールも煽っていたのでそりゃもう発狂モノですよ。いま思い出しただけでも踊りたくなる!笑

【セットリスト】
 01. Crazy Dancer
 02. 審美眼
 03. B!tch
 04. STARLET
 05. WHERE?
 06. GIVE & TAKE

4. NUMBER GIRL

個人的な本日の大本命、お目当てのバンドです。福岡市博多区からやってきた侍4人の音は、まさに刀と拳。向井秀徳テレキャスター田渕ひさ子ジャズマスターには斬撃の如く、高く鋭い音で斬られ、中尾憲太郎のベース、アヒト・イナザワのドラムには鉄拳の如く、低く重い音で殴られる。そんな感覚になりました。
解散後にファンになったので、数年前の再結成時には泣いて喜んで、今回ようやく生で見ることができて感無量です。このバンドを追ってきてよかったと、心底思いました。1曲目のタッチにはじまり、ZEGEN、TATOOともうイントロで「これこれこれーー!!」となる曲ばかり。そのあとも聴きたかった楽曲をガンガンやってくれて、OMOIDE IN MY HEADでは「ドラムス、アヒト・イナザワ!」の向井秀徳の呼びかけに感動して号泣。年老いて尚、鋭さの増したバンドの姿を見れて本当によかった・・・12月の解散ライブも、参加予定です!

【セットリスト】
 01. タッチ
 02. ZEGEN VS UNDERCOVER
 03. TATOOあり
 04. DELAYED BRAIN
 05. CIBICCOさん
 06. 透明少女
 07. OMOIDE IN MY HEAD
 08. IGGY POP FANCLUB

5. シシド・カフカ directs el tempo

友人に「シシド・カフカ見たほうがいいよ!」って言われていたので、軽い気持ちで見に行ったらとんでもなく素晴らしい演奏でした。セッティング中からステージ上には打楽器がどんどん運び込まれて一体なにが始まるのかとワクワクしていると、登場したシシド・カフカが「全編セッションでやるのでお客さんたちも一緒に手拍子で演奏しましょう!」って。えええええ!!??なんそれ!?30分全編セッションってまじかいって驚いたのも束の間。演奏が始まると打楽器のド迫力セッションに圧倒されました。指揮を振るシシド・カフカに合わせて奏でられるリズムは力強く、そして楽しいメッセージ性すら感じるそんな演奏です。演奏メンバーはACIDMAN浦山一悟スカパラ茂木欣一など錚々たるリズムのプロばかり。豪華すぎる30分のセッションはあっという間の時間でした。

【セットリスト】
 全編セッションのためセトリなし。

6. THE BACK HORN

私が大学生だった頃は、おおよそいまから15年くらい前ですね。そのときにバックホーンを知りました。衝動的で刹那的で、思いの丈がこれでもかと溢れる演奏に心打たれたのを今でも覚えています。最近はあまり聴いていなかったものの、やはりフェスに出るなら見たくなる。そんなバンドです。
久々に見たバックホーンは相変わらず最高でした。最近のバックホーンは打ち込みのある楽曲もあって音楽の幅が広がっているものの、個人的には昔の衝動的な勢いのある楽曲のほうが好みかなぁ。罠だったり、コバルトブルーだったり。もしかしたらバックホーンの楽曲を聴くことで、どこか大学時代の気持ちを懐古したいのかもしれないなと思いました。

【セットリスト】
 01. ユートピア
 02. シンフォニア
 03. 罠
 04. 希望を鳴らせ
 05. コバルトブルー
 06. 太陽の花

7. 9mm Parabellum Bullet

9mmも大学時代に散々聴きまくったバンドの一つです。でも9mmは未だに聴くんですよね笑 9mmの特徴って、卓郎の聴きやすいメロディと一歩間違えればダサダサになるギリギリのところをつく滝のギターが最大の特徴だと思っていて、そこをブレずに今もやり続けてくれてるからずっと好きなままの9mmって感覚で聴けるのかなって思います。
今回も1曲目からBlack Market Bluesでぶちあがって、新しい光とかきたら絶頂するしかないでしょ!新曲のAll We〜も9mmらしくて良かったし、何より後半戦!Discommunicationのイントロ聴いたら嬉しくてテンションおかしくなりました笑 ほんといつまでもこのまま9mmであり続けてほしい!

【セットリスト】
 01. Black Market Blues
 02. 名もなきヒーロー
 03. 新しい光
 04. All We Need Is Summer Day
 05. Discommunication
 06. 太陽が欲しいだけ
 07. Punishment

8. マキシマム ザ ホルモン

夕暮れ時になってきて、いよいよフェスも終盤。メインステージの一つでもあるLOTUS STAGEに登場したのはマキシマム ザ ホルモン。広大なステージがびっしり人で埋まって、まさにフェスを代表するバンドの存在感を演奏前からまざまざと見せつけられました。
セトリはもうフェス鉄板のコース。maximum the hormoneから始まってメガラバ、シミ。そして意外や意外、爪爪爪!!なんとこのとき、Creepy NutsのR-指定が飛び入り参加して超豪華コラボが実現!!ダイスケはんのシャウトとR-指定の迫力あるラップ、亮君の尖った歌声。フェスならではのサプライズを目の前で見れて「あぁ、やっとフェスが帰ってきた」ってしみじみ実感しました。

【セットリスト】
 01. maximum the hormone
 02. 恋のメガラバ
 03. シミ
 04. 爪爪爪(feat. R−指定 from Creepy Nuts
 05. ぶっ生き返す!!
 06. 恋のスペルマ

9. sumika

この日最後に見たのはGRASS STAGEのトリ、sumikaでした。コロナ禍になって音楽を家で聴く時間が増えて「有名だけど聴いたこと無いな」と思って手を出してみたら予想以上にハマってしまいました。さてさて蓋開けてみたら、まだまだ聴き込んでいない私のような歴の浅いファンでも存分に楽しむことができる最高のライブでした!
鍵盤が煌めく裏ノリの楽曲が特徴的なバンドというのが私の印象で、1曲目からシェキナナナナ、2曲目でオーオーとシンガロング(コロナ禍なので口パク)して一気に最高潮!!中盤ではふっかつのじゅもんのようなギターロックでもキメで気持ちよくさせてくれる。ラストはファンファーレ、Glitterで再びsumikaらしいキラキラした楽曲で締めて大満足。ビギナーな私でも一体感を味わえて、一緒にライブを作れるアットホームな空間の広がる、そんなライブでした。単独公演も行きたいなぁ。

【セットリスト】
 01. Shake & Shake
 02. 絶叫セレナーデ
 03. 願い
 04. ふっかつのじゅもん
 05. マイリッチサマーブルース
 06. Lamp
 07. イコール
 08. Summer Vacation
 09. Babel
 10. 透明
 11. ファンファーレ
 12. Glitter

おわりに

つらつら書いていたら文字数もだいぶ増えてしまったし、気づけば参加して1ヶ月以上経過してしまいましたが、自分の思い出と振り返りになるような内容が書けました。ちなみにベストアクトは圧倒的にNUMBER GIRLですね。次点でsumikaと夜ダン。

さぁ次回は会場編ということで、蘇我に移転して初のロッキン。快適さや改善してほしいなーと思うところまで書いていければと思うので、次回もよろしくお願いします。

最後まで長々読んでいただき、ありがとうございました。

2022/7/27週のBillboard JAPAN HOT100チャートレビュー

みなさんこんにちは、こんばんは。よーいずみです。

今週めっちゃ暑くて仕事しながら室内ですが蕩けてました。みなさんはいかがでしたか?すっかり夏本番といった陽気ですが、音楽シーンとしてもフジロックの開催を迎え、いよいよ夏フェスシーズン突入です。個人的には毎年Twitterやネットニュースでフジロックの開催を見ると「いよいよ夏だな!」と実感します。

ちなみに今年はロックインジャパンに参戦予定で、しっかり予習もしているのでそのあたりも記事にできたらいいかなと思っています。お楽しみに。

それではいよいよ初回を迎える今週2022年7月27日週のBillboardチャートレビュー、いってみましょう!

第5位 オレンジkiss / Snow Man

Snow Manいいですよね。テレビで見る機会も増えてすっかりジャニーズの中核といったポジションになってきた気がします。同時デビューのSixTONESも好きなので、勝手なイメージですが硬派なSixTONES、軽やかなSnow Manって思ってます。(個人の見解なので異論はあっても許してください・・)

どんな曲?

今回の『オレンジkiss』はメンバーの岩本照さん主演「モエカレはオレンジ色」の主題歌です。
全体的にピアノとストリングスの優しさと軽やかさが印象的な楽曲で、特に優しいピアノから始まるイントロ、そしてストリングスが象徴的ですね。サビのメロディもキャッチーで耳に残りやすいので口ずさみたくなるし、そこに乗る歌詞もオレンジというキーワードを連想するワードを散らして、情景がわかりやすくなっています。

K-POPを意識したEDMのような楽曲も近年のジャニーズとしては印象的ですが、やっぱりこういう定番のジャニーズらしさも安心するし、楽しい気持ちで聴けるから好きですね。


第4位 W/X/Y / Tani Yuuki

TikTokでバズったことをきっかけにブレイクしたTani Yuuki。ここ数年の音楽シーンはSNSTikTokバズからのヒットが多いですよね。彼もそのうちの一人です。
数年前まではSNSなんて無い時代だったから、テレビやラジオがヒットするための手段だったけど、こうやってリスナー主導でヒット曲が生まれるのは新しいし、真にどんな楽曲が響くのかわかりやすくなっていいなぁと思います。

どんな曲?

さてさてこちらの楽曲、実はリリースは2021年5月。1年前の楽曲がTikTokきっかけでバズったんですよ。TikTok恐るべし。 楽曲の特徴は大きく2つ。まずは歌詞の表現です。サビの歌詞が口語表現になっていて、リスナーに語りかけるような印象になるのでスッと聞きやすくなってます。逆にこれをカラオケで歌ったりTikTokで使うことで気持ちをわかりやすく伝えられるのもポイントですね。
対照的にAメロBメロはどちらかというと文語的な表現で、比喩暗喩ではないものの聴くというより読むような印象の歌詞が特徴的。サビとメリハリがあっていいですよね。 オケ自体もシンプルで歌詞に比重を置いてるのがわかります。ループするリズムトラック、ピアノとアコギのシンプルな構成。令和のバラードといった印象で、若年層に響きそうなオケもTikTokでバズった要因の一つかも。


第3位 ミックスナッツ / Official髭男dism

みなさん大好きなヒゲダンです。すっかりJ-POPの中心的存在になりました。とはいえ、幅広い楽曲には脱帽の限りです。ロックからバラード、ポップス、今回のようなジャジィな楽曲まで、なんでもござれといった感じ。それでもしっかりヒゲダンになるから、すごいなぁと思います。

どんな曲?

アニメ『SPY×FAMILY』の主題歌としてリリースされたこの楽曲。アニメが東西ドイツ時代のスパイと殺し屋をテーマにしたコメディで、スリリングだけどコメディアスな原作の印象を見事に表現しています。

イントロからぶちかまされるウォーキングベースとギターのアーミング。そんな怪しさから一気に軽快なAメロへ持っていき、おしゃれなパーティ感を演出。Bメロ、サビはホーンセクションも参加してより華やかな印象になって、まさにお祭り騒ぎなコメディさを存分に味わえます。 歌詞も原作に沿っていて、スパイや殺し屋といった仕事を隠しながら家族を演じる内容にピッタリの歌詞。主人公のアーニャがピーナッツを好きなのも踏まえて歌詞に盛り込んで、原作ファンも大満足の一曲になってます。


第2位 Habit / SEKAI NO OWARI

セカオワの新曲、久しぶりなイメージですがどうなんでしょうか。セカオワといえばインディーズ時代は結構バンドサウンドが強くてハマっていたんですが、メジャーデビューしてからはファンタジー的な要素も入ってきて、個人的には少し耳が疎遠になってました。

どんな曲?

そんなセカオワの新曲『Habit』は映画『ホリック xxxHOLiC』の主題歌となっています。ホリック、昔めっちゃ読んでました。ほんのりダークさのただようファンタジーといった感じで、まさにぴったりの楽曲。
イントロのギターからバンドサウンド強めで、リズム隊が入ってきてから一層ダークな雰囲気となっていき、そこにFukaseの語りかけるような歌がぐいぐいとリスナーを引き込んでいきます。こういうバンドサウンドの強い楽曲はインディーズ時代(世界の終わり名義時代)を彷彿とさせ、かつてのリスナーも「おお、いいじゃん!」って感じるはず。 歌詞も人の光と闇を揶揄しながら歌っているようでホリックのテーマにぴったりです。久々にホリック読みたいなと思いました。そういった意味では主題歌として大成功なんじゃないかなとまんまとターゲットとなった私は思います。


ちなみにMVのダンスも特徴的でバズってますよね。HIKAKINとのコラボ動画も楽しく見ました。


第1位 CLAP CLAP / NiziU

今週の第1位はー(ドゥルルルルル…ジャン)NiziUでしたー!とランキングっぽく言ってみました。
さてさてNiziUはコロナ禍で在宅ワークしていた人はもうご存知ですよね。オーディションを突破したスーパーセンス抜群な9人のガールズグループ。ASAYAN世代の私にとってはオーディションで勝ち抜くとか懐かしくてめっちゃハマりました。過程を見てしまうと応援したくなるのは人間の性です。

どんな曲?

曲名のとおり手拍子が特徴的なこの曲、ライブで一緒に手拍子をやって盛り上がる様子が目に浮かびます。NiziUはこれまでもわかりやすいダンスだったり振りがあって、子供から大人まで一緒に楽しめるものが多くありましたが、例に漏れず今回も一緒に楽しめそうです。
楽曲としてはK-POPのガールズグループっぽいEDMサウンドが特徴的です。でもどこかJ-POPらしさというか、わかりやすいところも感じます。私の想像ですがおそらく、ゴリゴリのEDMだと聴き慣れていない人も多く、日本の音楽シーンには合わないというところもあったのかもしれないですね。その調整具合がばっちりで、K-POPとJ-POPの間といった聴きやすい曲になっています。

コロナ禍もありなかなかライブシーンに登場できていないNiziUですが、昨年のサマソニでのパフォーマンスはめっちゃよかったので、ツアーなどで一緒に楽しめるときが来るのが待ち遠しいです。


おわりに

以上で初回となる2022年7月27日週のBillboard JAPAN HOT100チャートレビューは終わりです。いかがでしたでしょうか。こうやって見るとなかなか大変ですが、改めて聴いてみるといろんな発見があり、それを文章で残せるのは自分の音楽性のためにも役立ちそうだなと思いました。あと当初の目的である文章を書くことにも慣れそうです。

次回はしっかり、土日に更新できるようがんばります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。

今日から音楽ブログがんばります

はじめまして、こんにちは。よーいずみと申します。という固い語り口から入ってみました。

今日はまずは自己紹介と、このブログについて書いてみたいと思います。筆を執るのは昔から得意ではないのですが、少しでも文章を書くことに慣れればいいなぁという思いもあるので、がんばります。

1. よーいずみって何なのさ

いきなりブログ記事投稿するより、少しでも人となりがあったほうが読みやすいかなぁということで、まずは私、よーいずみのことを書いてみます。

1-1. これまでの略歴

プライベートのことはあまり触れず、音楽と仕事のことについて簡単に。

中学時代

音楽に目覚めたのはこの頃。中学時代にゆず、コブクロに出会って、なんの脈絡もなくコブクロの「轍」をアコギで弾きたいと思い、お年玉を握りしめて町の小さな楽器屋さんに行きました。YAMAHAの2万円くらいのアコギ。いま思えば音抜けも良くないし、弦高も高いしで個体としてはハズレな気がしますが、それでも大満足で練習しまくりました。

とはいえ音楽の才に長けたわけでもない私は、誰しもがぶつかるFコードの壁にぶつかり、漏れることなく半年間の熟成期間を設けました。(つらくて半年練習しなかっただけ)

でもその後、中学の卒業レクで弾くことになってしまい猛練習。なんとか壁を打破して音楽を趣味とする道を再び歩き始めることができました。

高校時代

高校では相方を見つけてアコギでユニットを組んで、それこそゆずに憧れて路上ライブもやったりしました。オリジナル曲も作ったりして。

ちょうどこの頃に出会ったのがX JAPANです。いまでも覚えてる、帰り道で高校の同級生に聴かせてもらったXのSilent Jealousyは泣くほどの感動でした。「この世にこんな綺麗でかっこいい音楽があるのか」と。

そこからLUNA SEAGLAYなどいわゆるEXTACY RECORDS界隈をディグりはじめ、この頃から明確に音楽を聴くことも趣味になりました。気に入ったアーティストからすぐディグる癖も高校で身についたと思います。(勉強する癖は一切つきませんでした)

また、B'zにどっぷり心酔し始めたのも高校時代です。聴きやすいメロにハードな楽曲、そして稲葉さんの唯一無二な声。瞬く間にその魅力に取り憑かれ、CDとライブDVDを買い漁りました。もちろん、そこからディグって'70~'90のハードロックにも傾倒。AerosmithやMotley Crue、Metallicaはドンズバです。当然、TAKが大きく影響受けたマイケル・シェンカーも履修しました。

大学時代

大学では軽音部に入って、アコギをベースに持ち替えて以降ずっとベーシストです。ベーシストになった経緯は「ベーシストがいなかったから」というバンドあるあるそのままな理由なので、ベースを担いでから初めて楽曲内のベースの音に傾聴し始めたし、そこからいろんなベーシストをディグりました。

特に憧れたのはB'zのサポートだった徳永暁人さん。ローポジションでシンプルに弾くことで演出する太いグルーヴとタイム感で、ベース本来の持ち味を大事にするまさに縁の下の力持ち的なベーシスト。それでも時折見せるテクニカルなスラップがもう一つの魅力。

他にもLUNA SEAのJやXのTAIJITHE YELLOW MONKEYHEESEYACIDMAN佐藤雅俊(サトマ)は憧れたし、大きく影響を受けました。

社会人時代 ←イマココ

IT企業に就職した私は社会人になるとあっという間に忙殺され、音楽からも距離を取る・・・と思いきや、これまで以上に音楽に傾倒しました。というか、平日にすり減らしたメンタルを音楽で回復させる、まさに典型的な社会人生活。
バンドもしっかり活動したし、いろんな音楽も聴いた。ライブにもフェスにも行った。社会人になった私に取っての音楽はもはや人生の一部となっていて、つらいときも楽しいときも、どんな瞬間にも思い出の音楽があります。

一時期、どうしようもなく忙しいときにバンドから離れたこともありましたが、心底つらかった。休日の潤いがホントない。もちろん音楽も聴くけど、やはりリスナーでありプレイヤーであることが大事なんだなと実感しました。

それ以降、バンドは転々としているもののプレイヤーとしても今日に至ります。バンド最高。音楽最高。

1-2. 休みの日なにしてるのよ(趣味)

略歴の通り、休みの日はバンドやってます。愛機はFenderのJazz Bass'76とベース専門店Geek In Boxのオリジナルブランドwoofy bassesのCavalier5の2本です。過去にGibsonThunderbird IVも所有していたんですが、いまは手放しています。正直、手放したことに後悔があるのでいつか買い戻したい・・・。

他にはラーメンを食べるのが好きなので、ラーメンたくさん食べます。ゲームも好きなのでたくさんします。

結構、多趣味なんです。

1-3. 平日なにしてるのよ(仕事)

お仕事はIT系企業のサラリーマンです。このIT業界の転職大航海時代において入社以来、勤続10年超の転職童貞として日々会社の肥やし、いわゆる社畜になっています。

若手のときはプログラミングもしたし、マネジメントもしましたが、いまは技術営業的なポジションで商材の提案活動がメインです。人と触れ合うのが好きなので、満足しています。

2. このブログ、何なのさ

続いてはこのブログのことを書きます。もう少し、お付き合いください。

2-1. なぜこのブログを立ち上げたか

理由1:力試し

ブログを立ち上げた理由はいろいろあるんですが、メインは筆を取ってみたかったため、ですね。
いままで仕事でたくさん仕事で資料作成して文章は書いているものの、それって世間一般的にどれくらい伝わるのかな、と自分を試してみたくなりました。日々ロジカルで構造的に書いているつもりだけど、それってビジネススキルとしてどれくらいのレベルなんだろう、と。

理由2:副業

2つ目は単純に副業スキルとして練習していきたいと思ったため。いまは副業もいろいろあるけど2022年の目標としてWebライティングで収入を得ることを掲げているので、それの練習として。
Webライティングって文字単価で値段が決まるし、最低3000文字とか言われてる世界。だから提案書や資料作成レベルの短文ではなく、長文でもわかりやすい文章が書けたほうがいいよな、と思ったのでブログで練習することにしました。

でもこのブログでは収益化するつもりはなく、あくまで練習のポジションです。ブロガーの人はSEO対策とかバリバリやっててすごいなぁと頭があがりません。敵わない。

2-2. このブログで書きたいこと

じゃあこのブログ読んだらどんな記事が読めるのか、というところをお話します。

記事候補1:チャートレビュー

これ一度やってみたかったんですよね。イメージとしてはBillboardチャートを週次で追って、TOP5についてつらつら語ってみるところかなぁと思っています。
デイリーでやってしまうと負担が大きくて続かなそうだけど、週次なら気負いせず、週末に取り組めそうな気がしているので、長い目で見ててください。

記事候補2:ディスクレビュー

これはもう、自分が気にいったアルバムの紹介です。年代問わず「いいな、これは紹介したい」と思ったものを書いてみたいですね。
そこに絡めてアーティストの紹介とかも一緒にやって、よりディグりやすくなれば御の字かな、と考えてます。こちらも気負いせずやっていきたいです。

記事候補3:日常のこと

せっかくだから日々のことも書くかもしれないです。こっちは気が向いたら、くらいの感覚です。あまり個人の日常を語るよりも、せっかくだから音楽の話をしていきたいと思っているので。

ちなみに過去にYouTubeVlogをやってみようと思ったけど一切デコボコのない平坦な一日が淡々と終わったのでネタ不足で諦めました。

2-3. どれくらいのモチベでやるのか

ディスクレビューはしっかり週次でやりつつ、あとは不定期に、というゆるめの温度感です。想定は土曜or日曜更新。
その理由としては、このブログで収益化や集客をするつもりがなく、あくまで筆を執ることが目的なので、個人の自己満足にゆるりとお付き合いいただけたら幸いです。

3. 最後に

一発目から3000文字オーバーの長い記事でモチベーション続くのかよ、という気持ちではいますが、繰り返しとなりますが練習がてら、ゆるい気持ちで取り組んでいければと思うので、どうぞよろしくお願いします。

今回は筆が走ったけど、ほんとに次回以降大丈夫かな・・・笑