よーいずみの音楽日誌

IT系会社員の私が趣味の音楽について、ディスクレビューやアーティスト紹介、音楽について書きます。

2022/7/27週のBillboard JAPAN HOT100チャートレビュー

みなさんこんにちは、こんばんは。よーいずみです。

今週めっちゃ暑くて仕事しながら室内ですが蕩けてました。みなさんはいかがでしたか?すっかり夏本番といった陽気ですが、音楽シーンとしてもフジロックの開催を迎え、いよいよ夏フェスシーズン突入です。個人的には毎年Twitterやネットニュースでフジロックの開催を見ると「いよいよ夏だな!」と実感します。

ちなみに今年はロックインジャパンに参戦予定で、しっかり予習もしているのでそのあたりも記事にできたらいいかなと思っています。お楽しみに。

それではいよいよ初回を迎える今週2022年7月27日週のBillboardチャートレビュー、いってみましょう!

第5位 オレンジkiss / Snow Man

Snow Manいいですよね。テレビで見る機会も増えてすっかりジャニーズの中核といったポジションになってきた気がします。同時デビューのSixTONESも好きなので、勝手なイメージですが硬派なSixTONES、軽やかなSnow Manって思ってます。(個人の見解なので異論はあっても許してください・・)

どんな曲?

今回の『オレンジkiss』はメンバーの岩本照さん主演「モエカレはオレンジ色」の主題歌です。
全体的にピアノとストリングスの優しさと軽やかさが印象的な楽曲で、特に優しいピアノから始まるイントロ、そしてストリングスが象徴的ですね。サビのメロディもキャッチーで耳に残りやすいので口ずさみたくなるし、そこに乗る歌詞もオレンジというキーワードを連想するワードを散らして、情景がわかりやすくなっています。

K-POPを意識したEDMのような楽曲も近年のジャニーズとしては印象的ですが、やっぱりこういう定番のジャニーズらしさも安心するし、楽しい気持ちで聴けるから好きですね。


第4位 W/X/Y / Tani Yuuki

TikTokでバズったことをきっかけにブレイクしたTani Yuuki。ここ数年の音楽シーンはSNSTikTokバズからのヒットが多いですよね。彼もそのうちの一人です。
数年前まではSNSなんて無い時代だったから、テレビやラジオがヒットするための手段だったけど、こうやってリスナー主導でヒット曲が生まれるのは新しいし、真にどんな楽曲が響くのかわかりやすくなっていいなぁと思います。

どんな曲?

さてさてこちらの楽曲、実はリリースは2021年5月。1年前の楽曲がTikTokきっかけでバズったんですよ。TikTok恐るべし。 楽曲の特徴は大きく2つ。まずは歌詞の表現です。サビの歌詞が口語表現になっていて、リスナーに語りかけるような印象になるのでスッと聞きやすくなってます。逆にこれをカラオケで歌ったりTikTokで使うことで気持ちをわかりやすく伝えられるのもポイントですね。
対照的にAメロBメロはどちらかというと文語的な表現で、比喩暗喩ではないものの聴くというより読むような印象の歌詞が特徴的。サビとメリハリがあっていいですよね。 オケ自体もシンプルで歌詞に比重を置いてるのがわかります。ループするリズムトラック、ピアノとアコギのシンプルな構成。令和のバラードといった印象で、若年層に響きそうなオケもTikTokでバズった要因の一つかも。


第3位 ミックスナッツ / Official髭男dism

みなさん大好きなヒゲダンです。すっかりJ-POPの中心的存在になりました。とはいえ、幅広い楽曲には脱帽の限りです。ロックからバラード、ポップス、今回のようなジャジィな楽曲まで、なんでもござれといった感じ。それでもしっかりヒゲダンになるから、すごいなぁと思います。

どんな曲?

アニメ『SPY×FAMILY』の主題歌としてリリースされたこの楽曲。アニメが東西ドイツ時代のスパイと殺し屋をテーマにしたコメディで、スリリングだけどコメディアスな原作の印象を見事に表現しています。

イントロからぶちかまされるウォーキングベースとギターのアーミング。そんな怪しさから一気に軽快なAメロへ持っていき、おしゃれなパーティ感を演出。Bメロ、サビはホーンセクションも参加してより華やかな印象になって、まさにお祭り騒ぎなコメディさを存分に味わえます。 歌詞も原作に沿っていて、スパイや殺し屋といった仕事を隠しながら家族を演じる内容にピッタリの歌詞。主人公のアーニャがピーナッツを好きなのも踏まえて歌詞に盛り込んで、原作ファンも大満足の一曲になってます。


第2位 Habit / SEKAI NO OWARI

セカオワの新曲、久しぶりなイメージですがどうなんでしょうか。セカオワといえばインディーズ時代は結構バンドサウンドが強くてハマっていたんですが、メジャーデビューしてからはファンタジー的な要素も入ってきて、個人的には少し耳が疎遠になってました。

どんな曲?

そんなセカオワの新曲『Habit』は映画『ホリック xxxHOLiC』の主題歌となっています。ホリック、昔めっちゃ読んでました。ほんのりダークさのただようファンタジーといった感じで、まさにぴったりの楽曲。
イントロのギターからバンドサウンド強めで、リズム隊が入ってきてから一層ダークな雰囲気となっていき、そこにFukaseの語りかけるような歌がぐいぐいとリスナーを引き込んでいきます。こういうバンドサウンドの強い楽曲はインディーズ時代(世界の終わり名義時代)を彷彿とさせ、かつてのリスナーも「おお、いいじゃん!」って感じるはず。 歌詞も人の光と闇を揶揄しながら歌っているようでホリックのテーマにぴったりです。久々にホリック読みたいなと思いました。そういった意味では主題歌として大成功なんじゃないかなとまんまとターゲットとなった私は思います。


ちなみにMVのダンスも特徴的でバズってますよね。HIKAKINとのコラボ動画も楽しく見ました。


第1位 CLAP CLAP / NiziU

今週の第1位はー(ドゥルルルルル…ジャン)NiziUでしたー!とランキングっぽく言ってみました。
さてさてNiziUはコロナ禍で在宅ワークしていた人はもうご存知ですよね。オーディションを突破したスーパーセンス抜群な9人のガールズグループ。ASAYAN世代の私にとってはオーディションで勝ち抜くとか懐かしくてめっちゃハマりました。過程を見てしまうと応援したくなるのは人間の性です。

どんな曲?

曲名のとおり手拍子が特徴的なこの曲、ライブで一緒に手拍子をやって盛り上がる様子が目に浮かびます。NiziUはこれまでもわかりやすいダンスだったり振りがあって、子供から大人まで一緒に楽しめるものが多くありましたが、例に漏れず今回も一緒に楽しめそうです。
楽曲としてはK-POPのガールズグループっぽいEDMサウンドが特徴的です。でもどこかJ-POPらしさというか、わかりやすいところも感じます。私の想像ですがおそらく、ゴリゴリのEDMだと聴き慣れていない人も多く、日本の音楽シーンには合わないというところもあったのかもしれないですね。その調整具合がばっちりで、K-POPとJ-POPの間といった聴きやすい曲になっています。

コロナ禍もありなかなかライブシーンに登場できていないNiziUですが、昨年のサマソニでのパフォーマンスはめっちゃよかったので、ツアーなどで一緒に楽しめるときが来るのが待ち遠しいです。


おわりに

以上で初回となる2022年7月27日週のBillboard JAPAN HOT100チャートレビューは終わりです。いかがでしたでしょうか。こうやって見るとなかなか大変ですが、改めて聴いてみるといろんな発見があり、それを文章で残せるのは自分の音楽性のためにも役立ちそうだなと思いました。あと当初の目的である文章を書くことにも慣れそうです。

次回はしっかり、土日に更新できるようがんばります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。