よーいずみの音楽日誌

IT系会社員の私が趣味の音楽について、ディスクレビューやアーティスト紹介、音楽について書きます。

ROCK IN JAPAN FES. 2022 3日目(8/11)に行ってきました。(会場編)

こんにちは、よーいずみです。

前回のライブレポ編、いかがだったでしょうか。少しでも楽しい気分やライブに行った気持ちになった、曲を聴いてみたくなったのであれば記事としては御の字かと思っています。

さて今回は会場編ということで、千葉に移転して初開催となったロックインジャパン。その会場の様子をお伝えしていきます。特にこれまでのロッキンと違うポイントとして2点。「ステージ」と「飲食店」を中心に、現地で撮影した写真も交えながら雰囲気を味わっていただき、次回参加の参考になればと思います。

移転してよかったこと、改善してほしいこと。両方ともしっかり書くつもりなので、最後まで読んでいただければ幸いです。

それでは、よろしくお願いします。

1. ステージ

まずは肝心要のステージの話です。広大なひたち海浜公園の会場と違って、今回の蘇我スポーツ公園はかなりコンパクト。ひたち海浜公園でステージ間をダラダラ歩きながら「次は何を見ようかな」「さっきのアクトよかったな」とか思いに耽るのも醍醐味の一つでしたが、今回はそれがほぼないです。それくらいにステージ間の距離が近い。
まぁJAPAN JAMでも利用している会場ということもあり、おおよそのイメージは掴めていたので「えええええ!?」とはならなかったものの、やはり過去と比較すれば思うところもあるので、そのあたりを触れていきます。

1-1. 今年は4ステージ制

今回は全4ステージ制でした。さらに2組4ステージといった形で、中規模ステージが2つ隣接し、少し距離をとって大規模なメインステージが2つ向かい合う形で建設されています。

こちらはメインステージのひとつ、GLASS STAGEです。

GLASS STAGE

そしてもうひとつのメインステージ、LOTUS STAGE。おおよそ構造はGLASS STAGEと同じです。ひたちなかのGLASS STAGEは7万人収容で横に広い感じですが、蘇我では両ステージとも5〜6万人収容のエリアを共有する形で、縦長です。

LOTUS STAGE

なお今回はLOTUS STAGEのフロントエリア抽選に当選しました。フロントエリアはこんな感じで足元に番号が振ってあり、そこのエリア内で鑑賞することになります。

LOTUS STAGEフロントエリア

ステージがだいぶ近い

隣との距離は1m弱くらいで、CDJ21/22やJAPAN JAMと比べてだいぶ距離が縮まったなと思いました。まぁ屋外ですし声出ししないのでこれくらいでも問題ないです。
コロナ前なら激戦必至、もみくちゃになること間違いなしのフロントエリアでしたがエリア指定されたことにより好きなアーティストを至近距離でゆったり見れるので、これはこれでありかなと思う反面、もみくちゃ汗だくになって盛り上がるのが懐かしいです。

こちらはセカンドステージとなるPARK STAGEです。

PARK STAGE

同じく、もうひとつのセカンドステージHILLSIDE STAGE。セカンドステージは3万人収容のエリアを共有しており、位置関係としては直角に交わっています。

HILLSIDE STAGE

1-2. ステージ間が近いものの・・・

縦長だと何が起きるかというと向かいのステージの音が聴こえるんですよ。そりゃ距離があるし時間もずらしているのでガンガン聴こえるわけではないですが、当然リハやセッティングの時間は被るわけで。後方エリアから見ているときは反対側のリハがちょっと気になる程度には聴こえました。
これはセカンドステージにも言えることで、なんなら収容人数が少なくてよりステージ間の距離が近いので、リハの音はガンガン聴こえます。真剣なMC中に隣のステージからリハの音がガンガン聴こえるのはちょっと萎えました。
ステージが隣接するフェスの宿命なんだと思いますが、フジロックサマソニひたちなかロッキンなどの周遊型フェスに慣れた身からすれば、なかなか理解するまで時間がかかりそう。

2. 飲食店

お次は飲食店の話。フェス飯大好き人間の私よーいずみは、フェスに行ったら満腹感を感じなくなるんです(ぇ
今回もたくさん食べてきたのでオススメを少しばかりご紹介します。これから開催予定のフェスで目安にしてもらえると嬉しいです。また、コンパクトな都市型フェスに変貌を遂げた弊害についてもお伝えします。

2-1. フェス飯最高

「フェス飯を制するものはフェスを制する」と言っても過言ではないと思っています。(いや過言でしたすいません)
それくらいにフェス飯好きなので、事前に出店店舗をチェックしてお気に入り登録して当日はしっかり店舗を巡ります。

まずロキノン系のフェスと言えばこれ、ハム焼きですよね。

五浦ハム
焼いてる姿を見ながら行列に並ぶ
ロキノン名物のハム焼き

会場入りしてクロークに荷物を預けたら真っ先に向かいましょう。ベテランフェス参加者ともなれば、パブロフの犬のごとく看板を見ただけでニヤつきます。そしてハム焼きとともにビールを飲むことでフェスが始まります。ちなみに、かつては「みなと屋」という屋号で出店していたものの、ここ数年は「五浦ハム」という屋号になりました。(みなと屋のほうが馴染みがあるのに・・・)
さてその味は噛めばジュワっと口に広がる肉汁。ジャクジャクと繊維を噛み切るように肉を食らう食感は唯一無二です。ロキノン系フェスの名物、ぜひ!

次はこちら、巨大椎茸の丸焼きを提供している「想いの茸(たけ)」です。

想いの茸
目の前で焼いてます
バター醤油とチーズ。ビールに合う。
写真だとなかなかサイズ感が伝わりづらいんですが、一般的な煮物とかに入ってる椎茸の3〜4倍くらい。味はバター醤油やチーズなど、焼き物なら間違いない味付け。でもそれに負けないくらい風味が強くて肉厚な椎茸が絶品なんです。フェス飯の新定番として期待高まる一品だと思います。

まだまだ定番メニューとしてご紹介したいのはケバブですね。

ケバブサンド
ケバブはいつも3店舗くらい出店していて、お店ごとに少しずつ違うので食べ比べをするのも楽しさのひとつ。ヒリつくくらい辛いチリソースで提供してくれるところもあるので、お好みはしっかり伝えましょう。私は辛党なのでヒリヒリ大歓迎です。
チキンやビーフをくるくると回転しながらじっくり焼き上げてそぎ切りにすることで、肉のギュッとした食感と余分な油が落ちたさっぱりな風味がソースとの相性バツグン。ピタに肉と野菜を詰めたケバブサンドは食べ歩きにもぴったりでまさにThe フェス飯といったところ。

他にもこんな映えそうなパイナップルシェイクや、定番のまるごとメロンソーダもあるので、涼しさとインスタ映えがほしいときにどうぞ。

ひんやり美味しいパイナップル

2-2. でも終日激混み

こんなフェス飯も、ひたちなかのときはピークを外せば並ばずにゆったり楽しめたのに、都市型フェスへと変貌を遂げた今回は違いました。ピークはお昼前11時半ごろから始まり、やっと人が減ってきた頃合いは17時過ぎ。これが特定のエリアや店舗ではなくほぼ全店です。なんならドリンク専門のブースも同じ状況でした。
これの何がヤバいかって、17時過ぎまで満足にドリンクを買うことすら許されないということ。フードはまだ我慢できますよ、でも水分補給はわけが違う。運営もそれを見越してか、空きペットボトルに水道水を詰めることもできましたが、真夏の水道水なんて温いこと受け合い。
さすがに身の危険を感じたので、ドリンクの列に20分ほど並んでようやく購入。ペットボトル1本に20分並ぶのは異常だと思うので、さすがに次回のJAPAN JAMやロッキンでは改善してほしい。
フードの列も夕方までずっと並びすぎて正直あれじゃ買う気失せるわ。会場の狭さ故なのか、それとも店舗数の少なさ故なのか、いずれにしろここも改善ポイントかなと思いました。

3. フォトスポット

最後に、思い出づくりに重要なフォトスポットのご紹介。昼も夜も、素敵な思い出となること間違いないのでぜひチェックしてみてください。

入場ゲートが最初のフォトスポット
うさぎのバルーン
ROCKバルーン
いつものROCKオブジェ
ROCK IN JAPAN FESオブジェ
ひたちなかにもあった、フラッグいっぱいのテント
ライトが綺麗なジャングルジムのようなオブジェ

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。会場移転後、初のロッキン。初年度である以上、いろいろな改善点は感じましたが総じて楽しかったです。夏フェス最高。日差しと汗で焦げ付く肌が恋しいです。
そしてこの記事は自分の備忘録も兼ねていますが、来年のJAPAN JAMやロッキンに参加を考えている人に少しでも参考になったら嬉しいです。

年末のカウントダウンジャパンは激戦のチケット争奪戦に飲み込まれてまだチケット確保できていないですが、参加したらまたレポしようと思います。その前に冬フェスに向けた準備とかも記事にできたらいいなぁ。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。